タバコを吸ってた時2
どうも四苦八苦です。
大学に入学し、ひと月経ち、生活にある程度慣れが出てきた頃。彼女を作ったり、バイトを探したり、とやる事も増えてきました(授業出ろ)。
しかし、この頃調子に乗っていた僕は、1人の女の子をキープしつつ、他の女の子にアタックをするという、対して器用でもない男の癖に器用な事をしようとして、失敗し、落ち込んでおりました(自業自得)。
この時の落ち込みにより、思考がダークサイドに落ち、とことん悪い事をしてやろう。と思い、まずタバコを吸おう!となり、ついにタバコを吸う事にしました。
ですが、何を吸えばいいのかよく分からず、近所の自販機に売ってあったマイルドセブン(今はメビウスという名前になりました)の1mgを買ってみました(ちなみにこの頃の自販機は深夜は販売しないタイプのやつでした、これから少ししてタスポカードが出始めたと思います)。
とりあえず、タバコとライターを揃え、いよいよタバコを吸う段になったのですが、1人ぽっちで吸うのも怖いので、タバコを吸ってる先輩の家へ行き、吸い方を教えてもらいつつ、初タバコを見届けてもらおうと、先輩の所へ向かいました。
そして、先輩に僕がタバコを吸う事になった事情を説明し(先輩にとっては非常にどうでもいい内容だったと思います、すみませんでした)、先輩にも1本渡し、火の付け方(吸いながらじゃないと火が付かない)、吸い方(肺まで入れないで吸うのはかっちょ悪い)を教えてもらい、いざ初喫煙となりました。
1mgという事もあり、むせたり、クラクラきたりという事も少なく、内心はなんか大したこと無いな。と思って1本を吸い終わり、ついに自分も引き返せない所まできたな(?)。などと思い。勝手に1人大人になった感覚に酔っていました(実際、酒を飲みながらなので酔っていました)。
こうして、今まで散々喫煙の有害性を述べていた男は、失恋の悲しみから勝手に堕落し、今まで蔑んでいた喫煙者へと手の平を返すように変わっていったのでした。
〜続く〜