人生は苦である

「苦しみ」から逃げない。上手に付き合う方法を考える。をテーマに日々を過ごしてます。

タバコを吸ってた時5

どうも四苦八苦です。

 

子どもが生まれたタイミング等で何度か禁煙を試みたことはありました。

まず、ひと月くらい前からなんとなく禁煙について考え始め、禁煙の日程について調整をします(長期休暇時に設定するのが多かったです)そして日にちを決めるとその日に向かって、タバコがきっちり無くなるように吸い続けます。2日前くらいには来る禁煙に備えて、1日に吸うタバコの本数を減らしてました。そして、前日の夜に、これが最後の1本だと思い、フィルターギリギリまで吸います(最後の1本だと思うとまた、格別に美味しいと思いませんか?)。

そして、翌日には禁煙。

 

初日は意地で耐える事はできますが、2日目にいつも心の中の悪魔と闘う事になります。ご飯を食べた後に物足りなさを感じたり(特に油っこいものや、ラーメンとかを食べたりしたら)、お酒を飲んで気持ちが大きくなったり、一瞬でもタバコの事を思い出すと、悪魔と理性で闘うのですが、この悪魔がことの他強い。

今まで全敗でした。

 

パッチ禁煙に関していえば、悪魔と真っ向から勝負せず、悪魔に気づかれないように、もしくは、悪魔に別のものと闘わせ消耗した所を理性で捻じ伏せる。みたいな感覚でした。

 

こうした悪魔との真っ向勝負が、いわゆるニコチン切れのイライラみたいなもので、これが周りにイライラをぶつけたり、冷たく当たったりに繋がるので、パッチやガム、薬などで悪魔と闘わないのは重要だと思います。

また喫煙歴が長かったり、キツいタバコを吸う人程、悪魔は強くなってると思うので、自分の中では強いと思う理性も、更に強くなっている悪魔には敵わないので、やはり禁煙を成功させようと思ったら悪魔との戦闘を上手く回避する方法をオススメします。

 

以上で「禁煙について」の補足等を終了します。

 

 

今後は続きものだけではなく、様々な内容を展開していきたいと考えております。

よろしくお願いします。

 

 

 

タバコを吸ってた時4

どうも四苦八苦です。

 

吸っているタバコのタール、ニコチンが上がり、喫煙して半年経つ頃には、ほぼニコチン依存者になっていました。

季節も夏から秋へ変わり、冷え込んできた頃には、もともと扁桃腺が腫れやすい体質の為、風邪をひいてしまいました。

熱っぽかったり、喉が痛くなってもタバコを吸い続けながら、さすがに風邪の時はあまり美味くないな。と感じてはいました。しかし、メンソールのタバコであれば清涼感がある為、風邪の時もあまり抵抗無く吸える。と気付き、風邪の時、風邪のひきかけの時にはハイライトのメンソールを吸うようになっていました(メンソール系タバコで唯一美味しいタバコだと僕は思ってます)。

 

このように、体調が悪い時でもタバコを吸い続け、大学入学から休む事なく継続したのはタバコを吸う事だけでした。

 

それから月日は流れ、大学を卒業し、就職し、結婚し、子どもが生まれ、と順調に人生のステップを進めて行きました。その間ずっとタバコと寄り添い過ごしていました。

その頃にはタバコの値段も、吸い始めの時の270円から520円へと変わりました(ちなみに吸ってるタバコがセブンスターからショートホープへ変わりました)。

吸い始めた当時の約2倍くらいの値段になり、「禁煙について」の中でも書いていますが、お小遣いの中での捻出なので、タバコ代が全てになり手元に何も残っていませんでした。

また、体力も衰え始めたのか、年に一回は風邪をひき、尚且つ年々治るのに時間がかかるようになり、医者から禁煙を勧められる事も増えてきました。

 

その頃、アイコスなどの電子タバコが出始めました。

しかし、アイコスの吸い方はなんだか指しゃぶりしてるみたいな格好に似てて、カッコ悪いと思っていましたし、グローの方は紙パックジュース吸ってるみたい、プルームテックは場所を選ばず吸う人がいて、なんとなく嫌悪感があり、電子タバコ系を吸うくらいなら禁煙する。と思って手を出しませんでした。

 

そして、禁煙もせず過ごしていました。

 

〜続く〜

 

 

 

タバコを吸ってた時3

どうも四苦八苦です。

 

タバコを吸い始め、堕落を始めた僕ですが、生活するにはアルバイトをしてお金を稼がないといけないので、アルバイトを始める事にし、先輩の勤めているコンビニバイトを紹介してもらい、働く事になりました。

 

出勤の時、同じシフトの人も喫煙者で、その人はセブンスターを吸っていました。

僕が最近吸い始めた。という話をした所、その人の吸っているセブンスターを吸ってみるか?という話になりました。

僕の吸っているのがタールが1mg、ニコチン0.1mgに対して、セブンスターがタール14mg、ニコチン1.2mgと、完全喫煙上級者の代物でした。

が、当時のあまり深くものを考えない僕は、どんなもんだろ?と思い吸ってみました。

 

結果、今まで感じた事のない身体のダルさ、気持ち悪さ、目眩により、その後のバイトの中身も余り覚えて無く、この時改めて、タバコって身体に悪いな。と思ったのは覚えています。

 

しかし、それからもマイルドセブンを吸い続け、ひと月経つ頃には1mgから3mg、更にひと月後には6mgと、徐々にタールと、ニコチンが上がって行き、夏の頃には8mgのタバコを吸っていました。

その頃にはタバコに関しての信憑性の無い知識を身につけていました(メンソールタバコを吸い続けるとインポになる、ボックスよりソフトパッケージのタバコの方が美味い、ライターよりマッチで火を付けた方が美味い、マッチよりジッポで火を付けた方が美味い等、口伝えで聞いた話なので、信じるかどうかはあなた次第です)。

 

そして、夏休みで実家へ帰省した際には、母から大変非難されたのを覚えています。「あんたがお父さんにやめるよう言ってたのに、あんたが吸ってどうするんよ。」とか今にして思うと、確かに。という内容で怒られておりました。

父の方は自分も吸ってた経験があるからか、あまりどうこうは言いませんでした。

ただ、母になんと言われても当時の僕はタバコをやめる気はなく、若干居心地悪くも帰省時は家でタバコを吸ってました(あの時はごめんね)。

 

そして、夏休みも終わり、その頃にはマイルドセブンの10mgでしたが、ここまできたらどんなタバコでもいけるな。と思い、初めて吸った時にはクラクラになっていたセブンスターを吸うようになっていました。

 

〜続く〜

 

タバコを吸ってた時2

どうも四苦八苦です。

 

大学に入学し、ひと月経ち、生活にある程度慣れが出てきた頃。彼女を作ったり、バイトを探したり、とやる事も増えてきました(授業出ろ)。

しかし、この頃調子に乗っていた僕は、1人の女の子をキープしつつ、他の女の子にアタックをするという、対して器用でもない男の癖に器用な事をしようとして、失敗し、落ち込んでおりました(自業自得)。

 

この時の落ち込みにより、思考がダークサイドに落ち、とことん悪い事をしてやろう。と思い、まずタバコを吸おう!となり、ついにタバコを吸う事にしました。

ですが、何を吸えばいいのかよく分からず、近所の自販機に売ってあったマイルドセブン(今はメビウスという名前になりました)の1mgを買ってみました(ちなみにこの頃の自販機は深夜は販売しないタイプのやつでした、これから少ししてタスポカードが出始めたと思います)。

とりあえず、タバコとライターを揃え、いよいよタバコを吸う段になったのですが、1人ぽっちで吸うのも怖いので、タバコを吸ってる先輩の家へ行き、吸い方を教えてもらいつつ、初タバコを見届けてもらおうと、先輩の所へ向かいました。

 

そして、先輩に僕がタバコを吸う事になった事情を説明し(先輩にとっては非常にどうでもいい内容だったと思います、すみませんでした)、先輩にも1本渡し、火の付け方(吸いながらじゃないと火が付かない)、吸い方(肺まで入れないで吸うのはかっちょ悪い)を教えてもらい、いざ初喫煙となりました。

 

1mgという事もあり、むせたり、クラクラきたりという事も少なく、内心はなんか大したこと無いな。と思って1本を吸い終わり、ついに自分も引き返せない所まできたな(?)。などと思い。勝手に1人大人になった感覚に酔っていました(実際、酒を飲みながらなので酔っていました)。

こうして、今まで散々喫煙の有害性を述べていた男は、失恋の悲しみから勝手に堕落し、今まで蔑んでいた喫煙者へと手の平を返すように変わっていったのでした。

 

〜続く〜

 

 

タバコを吸ってた時

どうも四苦八苦です。

 

前回までで僕の禁煙外来体験を書いてきましたが、話の本筋に関係のなかった部分の補足や、僕自身の喫煙時の事を追記してみます。

 

まず、僕が子どもの時ですが家族内での喫煙者は父親のみでした。小学生くらいに興味がでてタバコを触ってみたり、とかはありましたが、身体に悪い、成長が止まるとかと聞いていたので実際に火を付けて吸うまではしませんでした(あと、小学時代は火が怖くて、マッチ、ライターで火を付ける事もできなかったから)。

 

そして、中学生になり、喫煙の悪影響などを授業で聞いたりする機会があり、家族に喫煙者がいると副流煙で周りの人にも害があるという事を知り、ますますタバコは悪いものだ。という認識が強くなり、それを父にコンコンと伝え、タバコをやめるよう訴えていました。

それにより、父も僕が中3の正月から禁煙を宣言し、それ以降完全に禁煙をしました。

当時はニコレットが出始めたかくらいで、父も最初はニコレットを噛んでいましたが、気付いたらニコレットも全て使わずにやめていました。父にニコレットの味を聞いたら「美味しくなかった。」と言っていたため、味に関しては僕も試したニコチンガムと大差ないのでしょう。

 

こうして、父はそれ以降タバコをやめ、僕も高校生になりました。

この頃には友人の周りにも喫煙者が出たりと、悪い事への憧れが湧く時期ではありましたが、タバコに関しては興味は無く、吸ってる事により、先生に見つかり停学等になるリスクの方が大きいと思っていました。

あと、家族内で喫煙者が全くいなくなったので、現物を手にする機会が無かったからというのもあったかも知れません。

 

そんなこんなで、僕も大学へ進学し、ついに1人暮らしを始める事になりました。

入学し、サークルの新歓で初めてお酒を飲んだりと、高校時代とは自由度が上がり、更には1人暮らしなので、自分の生活を咎める者もいないという状態。

今までクサリに繋がれてた飼い犬が、クサリが外れた反動で家の外へ大暴走しているような。

まぁ、色々と体験をしていってました。

ただ、タバコだけは吸わずに、入学してひと月が経ちました。

 

〜続く〜

 

 

 

禁煙について 禁煙外来終了まとめ

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どうも四苦八苦です。

 

禁煙から1ヶ月半経過し、病院へ行きました。そして、いつも通りの診察を終え、パッチの方も10mgへ変わりました。

サイズもまた更に一回り小さくなり、500円玉くらいの大きさでした。

 

そういえば、初診の時に診察時に呼気の中の一酸化炭素濃度を調べる検査があったのを書くのを忘れてました。

これは、ストローみたいなものが付いた機械に対して、ストローを口につけ10秒くらい息を吐き、自分の呼気の中の一酸化炭素の濃度が分かるという検査で、初診時の呼気中の一酸化炭素濃度は20ppmくらいあり、これは常習的喫煙者の濃度でした。

しかし、1月半が経過し、濃度を測ると、6ppmとなり、非喫煙者の濃度数値に変わっていました。

こうして身体も非喫煙者に近づいているのが明らかになっていくのも、禁煙を続けるモチベーションへ変わりました。

 

そして更に2週間が経過し、禁煙2ヶ月の診察になりました。

ここからはもうパッチの処方は無くなり、何もない状態の禁煙となりました。

気持ちとしては、禁煙のメリットを感じるようになったので、もう吸わないだろう。という気持ちと、パッチが無いので少し不安という気持ちが混ざっていた状態でした。

ですが、タバコを吸いたい。という気持ちは確実に無くなっていました。

実際にパッチを貼らずにいても、もうタバコを吸おうと思う事は無く、ストレス無く日々を過ごす事ができました。

 

こうして、パッチ無しで1月がまた過ぎ、最後の受診になりました。

いつも通りの事前問診と診察を終え、医師の方にも禁煙が継続出来ているという話をすると、問題は無さそうですね。と言ってもらえました。

ただ、またどこかで喫煙の誘いがあって吸い出したら、元に戻る事もあるので、それには充分注意して下さい。とは伝えられました。

 

以上が、僕の禁煙の経過の内容です。

結果として禁煙は成功して、現在もタバコは吸っていません。

今まで、自力でなんとか禁煙しようとして、失敗した日々を思うと、さっさと病院行って禁煙外来受診したらよかったな。といつも思います。

それだけ、タバコに対して無駄なお金と時間をかけていたんだな。と反省しています。

 

皆さんの中でも禁煙を考えていらっしゃる方がいましたら、一度は騙されたと思って禁煙外来を受けられてみてはいかがでしょうか?

 

〜終わり〜

 

禁煙について 禁煙のメリット

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どうも四苦八苦です。

 

20mgからは安定期でした。

衝動は理性で抑える事が可能になり、吸いたいという気持ちも湧きにくくなりました。

 

また、金銭面にも顕著に結果が出ました。

僕は月2万円のお小遣いに、タバコ代、日々の昼食代も含まれてました。すると、月末には必ず金欠になり、昼食代を貰いながらタバコ代を工面するという、全く貯金と縁遠い状態でした。

しかし、禁煙して今までかかっていたタバコ代がまるっとお小遣いとして残るのは大きかったです。

月で使えるお金って本当はこんなにあったんだ。と実感しました。

今まで買物へ行っても、衝動的に欲しいものがあり、買ってしまったらその月のタバコ代、昼食代を圧迫するだけと思い、何も買えずにい

ました。そして、気づいたら欲しい物も無くなり、物欲のない人間になっていました。

 

しかし今月は年末のボーナスお小遣いもあった為、この月はだいぶお金が残り、貯金をする事にしました。(こうして、だいたい月あたり約1万円は貯金できるようになり、今では10万円貯金する事ができました。)

すると、やはりお金も原動力に変わり、更に禁煙に対してメリットを感じるようになりました。

 

メリットとしては、もう一つ。

大きく実感したのは仕事面でした。

 

今まで、仕事中は1時間に1本くらいの割合でタバコ休憩をしてました。時間にして5分としても、単純に8時間労働で8×5=40分。また喫煙所に人がいれば無駄な話をしたりで更に長くなり、さっき吸ったばかりでまた2本目を吸ったり、時間とタバコを無駄に消費してました。

また、タバコ吸う前、吸った後では、やはり集中力の途切れがあり、仕事を細切れにしてやってたようになり、見落としがあったりしてました。

しかし、タバコで休憩を挟まないようになると、ずっと集中した状態で目の前の仕事に取り組めるので、普段よりも効率よく、日々の仕事をこなす事ができるようになり、残業も少なくなりました。

 

こうして、禁煙1月にして、お金、仕事とメリットを感じるようになり、さらに継続できるようにしようと意気込むようになりました。

 

〜続く〜